USEN「前向き」横浜買う 三木谷社長「売却先見つけた」
2005年10月20日 スポーツ楽天によるTBS株大量保有問題で、有線放送大手の「USEN」がTBSの持つ横浜ベイスターズ株の買収に名乗りを上げる意向を固めたことが19日、明らかになった。これに対し、TBS側は「売るつもりは全くない」と態度を硬化させている。しかし、このままの状態では複数球団の株式保有を禁止した野球協約183条に抵触する可能性が高く、最終的にはTBSが球団売却という決断を迫られることになりそうだ。
楽天が15%超のTBS株を保有し、経営統合を提案したことで避けられない状況になっていた横浜売却問題に、USENが名乗りを上げた。ブロードバンド(高速大容量)事業拡大を進めている同社は、18日付で組織改編を行い、「グループ事業調整室」を新設。宇野康秀社長(42)は、以前からプロ野球中継のブロードバンド配信に積極的で、コンテンツを拡充させたい意向を示してきた。USEN関係者は「(TBSと)話をさせてもらえる立場になったら、買収を前向きに検討させていただきたい」と、球界参入に意欲を示した。
また、楽天の三木谷浩史社長(40)が、13日にTBS株の大量取得を公表する直前に、「(横浜ベイスターズの)売却先を見つけた」と複数の政財界関係者に語っていたことがこの日までに判明。楽天本社は「そういう事実はありません」と否定しているが、USENが「売却先」の意中の企業であることは確実だ。
USENと楽天の結びつきは深い。宇野社長は、三木谷社長らIT企業が拠点とする六本木ヒルズの「ヒルズ族」と親交があり、2001年には楽天と共同で動画配信サービスの「ショウタイム」を設立。人的交流でも宇野社長は楽天の社外取締役、逆に楽天本社執行役員でもある島田亨・楽天球団社長はUSEN関連会社からヘッドハンティングされるなど、良好な関係を築いてきた。
一方、USENはコンテンツ拡充のため、横浜球団との連携も積極的に進めてきた。ネット上のテレビ局ともいえる無料動画サイト「GyaO(ギャオ)」では、今夏から横浜の全試合を無料中継することで合意。1試合を試験中継したが、地上波中継への影響を心配したTBSサイドの意向で、白紙に戻された経緯があった。
一連の楽天サイドの動きに対し、TBSの若林貴世志オーナー(63)=TBS副社長=はこの日、「こちらは球団を売るつもりはない。球団は一商品というわけではない」と不快感をあらわにした。しかし、一時はマルハから球団株を引き継ぐことで合意したニッポン放送が、当時は子会社だったフジテレビのヤクルト球団株保有を指摘されたため、急きょ、TBSが引き受けざるを得なかったのは事実。赤字が続く球団保有には、今でも局内に否定的な意見があり、水面下で売却話が持ち上がったこともあった。
三木谷社長も、若林オーナーも「2つの球団を持つことは好ましくない」という立場では一致している。最終的にはTBSがベイスターズ売却という決断を迫られることになりそうだ.
[livedoor]
う〜〜ん、「ゆうせん」
ですかぁ。
応援しているチームの親会社が変わり、しかも有線となると
微妙な感じがするんだよな。
はたしてどうなるか・・・
楽天が15%超のTBS株を保有し、経営統合を提案したことで避けられない状況になっていた横浜売却問題に、USENが名乗りを上げた。ブロードバンド(高速大容量)事業拡大を進めている同社は、18日付で組織改編を行い、「グループ事業調整室」を新設。宇野康秀社長(42)は、以前からプロ野球中継のブロードバンド配信に積極的で、コンテンツを拡充させたい意向を示してきた。USEN関係者は「(TBSと)話をさせてもらえる立場になったら、買収を前向きに検討させていただきたい」と、球界参入に意欲を示した。
また、楽天の三木谷浩史社長(40)が、13日にTBS株の大量取得を公表する直前に、「(横浜ベイスターズの)売却先を見つけた」と複数の政財界関係者に語っていたことがこの日までに判明。楽天本社は「そういう事実はありません」と否定しているが、USENが「売却先」の意中の企業であることは確実だ。
USENと楽天の結びつきは深い。宇野社長は、三木谷社長らIT企業が拠点とする六本木ヒルズの「ヒルズ族」と親交があり、2001年には楽天と共同で動画配信サービスの「ショウタイム」を設立。人的交流でも宇野社長は楽天の社外取締役、逆に楽天本社執行役員でもある島田亨・楽天球団社長はUSEN関連会社からヘッドハンティングされるなど、良好な関係を築いてきた。
一方、USENはコンテンツ拡充のため、横浜球団との連携も積極的に進めてきた。ネット上のテレビ局ともいえる無料動画サイト「GyaO(ギャオ)」では、今夏から横浜の全試合を無料中継することで合意。1試合を試験中継したが、地上波中継への影響を心配したTBSサイドの意向で、白紙に戻された経緯があった。
一連の楽天サイドの動きに対し、TBSの若林貴世志オーナー(63)=TBS副社長=はこの日、「こちらは球団を売るつもりはない。球団は一商品というわけではない」と不快感をあらわにした。しかし、一時はマルハから球団株を引き継ぐことで合意したニッポン放送が、当時は子会社だったフジテレビのヤクルト球団株保有を指摘されたため、急きょ、TBSが引き受けざるを得なかったのは事実。赤字が続く球団保有には、今でも局内に否定的な意見があり、水面下で売却話が持ち上がったこともあった。
三木谷社長も、若林オーナーも「2つの球団を持つことは好ましくない」という立場では一致している。最終的にはTBSがベイスターズ売却という決断を迫られることになりそうだ.
[livedoor]
う〜〜ん、「ゆうせん」
ですかぁ。
応援しているチームの親会社が変わり、しかも有線となると
微妙な感じがするんだよな。
はたしてどうなるか・・・
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